京都のフレンチ人気低迷の背景

2012.01.08

京都の食シーンでよく不思議がられるのは、フレンチの人気が低いこと。これほどに美食が溢れている街にしては、傑出したフレンチレストランがあまり見当たらないのは確かに不思議なことではある。文化芸術全般、フランスのそれをこよなく愛する京都人ゆえ、きっとフレンチも、と思うのだが、グランメゾンが鎬を削る東京に比べると、いかにも物足りない。何故だろうと考えてみて、ハレとケの使い分けにその要因があるように思える。日本文化の中心地である京都では、ハレの場もやはり「和」がメインになる。

(参考情報)
アパホテル<札幌> - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad314923/

奈良のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/290000/

堂島ホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad355942/

オフィシャル、プライベートの別なく、改まった席、となると決まって「座敷」が選ばれるのが京都。となれば、「グランメゾンでハレの場」というパターンは崩れてしまうのだろう。洋食の中で、「ケ」にあたるイタリアンは隆盛を誇り、「ハレ」にあたるフレンチが低調なのは、こういう背景があるからだろうと思う。というわけで、フレンチの中でも「ケ」として普段使いできるビストロには見るべき店が少なくないのが京都だ。




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