東京〜安房鴨川〜館山〜東京をめぐる幻の列車

2011.10.20

最近のJRの特急は、ある特定の路線や列車専用の車両が数多く登場している。もちろんそれらすべてに乗ったわけではないが、自分の住んでいる地域の列車であれば、乗ったことはないにしても、何かの折にその姿に触れることは多い。私の場合は、東京駅や上野駅、新宿駅あたりを通ったときに、首都圏に出入りする特急列車は長年のうちにたいていは垣間見ていた。ところが房総特急の「ビューさざなみ」「ビューわかしお」だけは、その姿に接していなかった。東京駅に発着しているとはいっても、ほかの路線とは孤立して遠く離れた京葉線のホームであるし、都心部は地下を走っている。そんなわけで私にとっては幻の列車であった。ヨーロッパをはじめ、遠くばかりに目が行っていたので、乗る機会もなかった。ときには近場の旅をして足元も固めておかねば、というわけで早春の一日、「ビューわかしお」「ビューさざなみ」に乗ることをメインにすえて房総に出かけることにした。




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