「家でゴロゴロ」では保養にならない

2011.11.05

「休養をとるなら温泉だろうがなんだろうが、どこにも行かず、家でゴロゴロしているのがいちばんだ」という人もいるでしょう。とくに私たち団塊の世代には、そういう休日の過ごし方をするタイプが多いように見えます。朝から晩まで家のなかで無為に過ごし、夜になればビールを飲みながらテレビの前に寝転がって巨人戦のナイターを見る。外に出かければクタクタになるまで激しく「レジャー」をやり、休むとなったら家でゴロゴロして何もしないという、両極端な余暇の過ごし方しかできないのが、団塊の世代の特徴といっていいのではないでしょうか。

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しかし私には、家でゴロゴロすることがほんとうの意味の休養になるとはとても思えません。動かなければ肉体的には休まるかもしれませんが、現代人の疲労というのは大部分が精神的なものです。家のなかで何か創造的な趣味にでも精を出すならともかく、ただビールを飲んで野球を見ているだけでは、かえってストレスが溜まるのではないかと思うのですが。だとすれば、それは休養に対する「消極性」がいけないのではないかと思います。休養というのは、ただ休むことが目的なのではありません。休むのは、心身をリフレッシュして元気にはたらくという「目的」を達成するための「手段」です。だから、単に何もしないで消極的に過ごしていたのでは、その先にある目的を実現することができない。もっと積極的に休むことが、心身の再生につながるのです。とはいえ、積極的にレジャーをやっていたのでは休養になりません。




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